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カンパニーの活動について

現段階では、プロジェクトごとに集まっていただきリハーサルに臨み、本番を迎えるプロジェクトカンパニーとしてスタートします。

海外と日本にいるダンサー、振付家、演出家がひとつになって「総合芸術」としての新しいアートを作っていきたいと思っています。

もちろんバレエダンサーとして日々のレッスンは欠かせません。
その上でテクニックだけではなく、芸術としてあらゆる感性を磨ける環境と場所を、この活動に賛同してくださる多くの方々のご協力を頂きながら共に作っていくことが出来たらと思っています。


一つでも多くの舞台を経験する、それはダンサーとしてはもちろん、人間としても大きく成長するチャンスです。

想いや気持ちが同じ方向に向いている方々と共に、踊っている側も、見ている側も幸せな気持ちになるような舞台を一緒に作っていければと思います。

ダンスをされている方々だけではなく、広く一般の方々にも気軽に楽しんでいただける芸術、エンターテイメントを提供していければと願っています。

プロジェクトカンパニー設立への思い

日本でもバレエダンサーが職業として成り立つものになれば...

 

この日本でも踊ることに専念できる環境があり、それを磨き続け、追求し続けられる環境があったら素晴らしいと思います。

この想いは日本を離れ、海外へ旅立った時からずっと持ち続けているものです。

 

日本では踊ることを仕事として生きていくことはまだまだ難しい状況にあり、

たとえ日本でプロになったとしても、すべての人に叶うことではありません。

 

私は20年近く海外のバレエ団で踊ってきましたが、日本のお客様の前でも踊りたいと言う思いは私の心から離れることはありませんでした。

しかし生活のことを考えるとやはり海外で踊るしか方法がありませんでした。

 

海外で踊る多くの日本人ダンサー達もまた、そのように感じているとことと思います。

日本でダンサーのための環境を作り、カンパニーを立ち上げる。

 

それは決して容易なことではありません。
ダンサーとして活動しながらも、その願いはずっと持ち続けて来ました。

マラーホフ氏をはじめ、多くの方にご協力を頂き、
活動をスタート致します。

ベルリン国立バレエ団で10年間一緒にお仕事させていただき、その後も沢山のチャンスを下さり、15年以上にわたり助言してくださるウラジーミル・マラーホフ氏。

彼の踊っている姿、そして踊っているだけではなく芸術監督として惜しみなくダンサーたちに指導する姿を見て、その経験と知識や技術を日本のダンサーの方々に共有できればどれだけ素晴らしいことだろうと思っていました。

マラーホフ氏とは実際にお仕事をご一緒する機会も多く、常日頃から、バレエのお話はもちろんアート全般について、その可能性について語り合っておりました。

そして今回ずっと胸に頂いていた日本でのカンパニーの可能性、日本のダンサーの為に出来る事について相談をしたこころ、ぜひ一緒にチャレンジしてみよう、とおっしゃってくださり、芸術監督という立場を快く承諾してくださいました。

現段階では、パフォーマンス毎にダンサーに集まって頂き、リハーサルを重ね公演を開催していくプロジェクトカンパニーとして活動していきます。

 

若く才能あるダンサー達と作り上げる時間を、多くの方とシェア出来ますように。 

芸術を愛して止まない方々、そしてまだバレエと出逢っていない方々との出逢いを楽しみにしております。

 

Japan International Ballet

代表 針山愛美

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